質量分析装置

● 装置の概要 ●
機  種
日本電子製質量分析装置(DART & ESI-TOF)
JMS-T100TD
性  能
感度 0.03 ng(R=500の時)
ステアリン酸メチルのM+
をS/N≧10 で検出
分解能 xxxxx(10% Valley)
質量範囲 ESI-MS m/z 1〜xxxx
DART-MS m/z 1〜xxxx
試料量 数pg〜数μg程 度

装置の概要

1.イオン化 
 有機化合物をESIあるいはDARTイオン源を用いてイオン化する。DARTは「Direct Analysis in Real Time」の略で、このイオン化法を用いた測定では、試料の特別な前処理等が必要なく、試料をイオン源にかざすことで直接測定できる。また、検出されたイ オンをリアルタイムで確認することができる。

2.イオンの分離

 イオン化した分子イオンや開裂イオンを飛行時間型イオン分離によって,m/zが1/1000質量(ミリマス)単位で分離(高分解能測定) し,分子式を求めること ができる。

操作方法

初めて利用する研究室は利用講習を受講すること(利用者自身による測定のみ)
ESIを測定する場合には、利用者自身でDARTからESIへのイオン源交換をすること。また、測定後には元のDARTイオン源に付け替えて おくこと。

申し込み窓口

王生 麻里 質量分析室(自然科学1号館1F) 076-234-4429 または 076-234-4430

申し込み

あらかじめ所定の利 用申請書をする必要あり。取得したアカウントで機 器利用予約システム(サイボウズ)にログインし、予約をした上で利用すること。

使用料金
   
(円/1検体)
ESI-MS 1,430円
DART-MS 2,080円

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