金沢大学 医薬保健学域 薬学類(薬学類・創薬科学類)/ 大学院医薬保健学総合研究科 薬学専攻・創薬科学専攻金沢大学 医薬保健学域 薬学類(薬学類・創薬科学類)/ 大学院医薬保健学総合研究科 薬学専攻・創薬科学専攻

情報公開

情報公開(薬学類)

薬学教育評価

 本学薬学類は、薬学教育評価機構が定める「薬学教育評価 評価基準」に適合していると認定され、平成29(2017)年3月31日付で薬学教育評価適合認定証を授与されました。

⾃⼰評価

自己評価21の実施目的

 「薬剤師養成のための薬学教育実務実習の実施方法について」が平成19年5月に厚生労働省医薬食品局によってまとめられました。本まとめにおいては、薬剤師資格をもたない薬学生が参加型実務実習を行う条件として「患者の同意」、「目的の正当性」、「行為の相当性」が要求されています。このうち薬学生の「行為の相当性」を担保する条件の一つとして、「実務実習を行う薬学生の資質の確認」があげられています。「実務実習を行う薬学生の資質の確認」のためには、「事前学習の十分かつ適切な実施」、「薬学共用試験の適正な実施」、「各大学の6年制薬学教育に対する第三者評価」が必要とされています。そのため、平成22年度に6年制薬学教育一期生の実務実習を実施するにあたり、上記の実務実習実施条件を満たすには、平成21年度において、第三者評価若しくはそれに準ずる方法により、各大学で質の高い6年制薬学教育が行われていることを客観的に確認し、社会に対する説明責任を果たす必要があります。そこで、平成21(2009)年度に各大学において「薬学教育(6年制)第三者評価 評価基準-平成19年度版」に基づいた自己評価(「自己評価21」)を実施することとします。(平成19年12月6日全国薬科大学長・薬学部長会議での提言より)

[薬学教育評価機構 自己評価実施マニュアル 平成21年5月版より]

金沢大学医薬保健学域薬学類(6年制)における進級・卒業状況と薬剤師国家試験合格率

薬学共用試験結果

薬学共用試験とは

 6年制の薬学教育課程では、実践能力を持つ薬剤師の養成を目的に参加型実務実習を行います。薬剤師免許を持たない薬学生が参加型実習を行うにあたり、患者さんの安全や権利などを確保するためのいくつかの条件(患者の同意、実務実習を行う正当性、および薬学生の行為の相当性)を満たす必要があります。そのひとつの条件として、薬学生が実務実習を行うに必要かつ十分な基礎知識や技能・態度を備えているかどうかを評価し、保証するのが薬学共用試験です。この試験は、主として知識を評価するCBTと主として技能と態度を評価するOSCEの2つで全国薬系大学共通に行われるものです。

薬学部6年制学科における修学状況

文部科学省HP「各大学における入学試験・6年制学科生の修学状況等」

情報公開(薬学専攻)

薬学専攻(4年制博士課程)の自己点検・評価

 文部科学省高等教育局医学教育課より「大学院4年制博士課程」における薬学教育の改善充実が求められ、“薬学系人材養成の在り方に関する検討会”から4年制博士課程における研究・教育の状況に関する提言がなされました(検討会提言)。同検討会は、4年制博士課程の設置目的を“医療の現場における臨床的な課題を対象とする研究領域を中心とした高度な専門性や優れた研究能力を有する薬剤師などの養成に重点を置いた臨床薬学・医療薬学に関する教育研究を行うこと”と定めています。平成24年1月付けで、文部科学省高等教育局長より、同検討会の提言に沿って自己点検・評価を実施するよう、薬学部を置く国公私立大学長宛に指示がありました。平成24年度は当初計画と実施状況を点検・評価した結果をまとめることが求められ、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科薬学専攻はここにその結果を公表します。

平成24年8月1日
金沢大学薬学系 点検・評価委員会