大会長からのご挨拶

令和元年6月吉日

第75回日本寄生虫学会西日本支部大会開催のご案内

 

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 この度、第75回日本寄生虫学会西日本支部大会を、令和元年9月21日(土)〜22日(日)の会期で石川県・金沢市『金沢大学宝町キャンパス』に於いて開催することとなりましたのでご挨拶申し上げます。新しい時代「令和」の最初の支部大会に会長を務めさせて頂くことは大変光栄でございます。

 西日本支部大会では発表機会の少ない学生及び若手研究者に発表機会を与え、今後の研究活動に活かしてもらうことを目的に優秀研究賞を設けています。一般講演に重点を置き、活発な討論ができるようプログラムを組みます。特別講演として「ベクターのバイオロジー」をテーマに4名の研究者に、シンポジュウムとして「北陸の病害動物」をテーマに5名の研究者に、生化学、分子生物学、疫学的手法を用いた話題をご講演頂きます。本大会が、関連領域と結ぶ土台となり、将来の寄生虫学の発展の一助となれるよう努力致します。

 金沢は加賀百万石の城下町として発展、藩政時代には江戸、大坂、京都に次ぐ規模の大都市であったといわれています。城のまわりに形成された武士のまち、活気あふれる商人のまち、城下を守るように配された寺のまちなど、城下町の風情が今も残り、日本の文化が美しく息づいています。金沢のシンボルでもある兼六園、加賀友禅や金沢箔・九谷焼などの伝統工芸を展示した県立博物館、斬新な現代美術で人々を魅了する21世紀美術館は学会場のある宝町キャンパスから徒歩20分ほどの近距離にあります。新幹線の開通に伴い、これらの多くの観光施設がさらに整備されてきております。学会参加の機会に足を運ばれてはいかがでしょうか。金沢は日本海側気候で、初秋の季節では「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらい雨の多い地域です。雨に洗われた緑や瓦屋根の輝きもまた美しいものです。金沢ならではの情緒豊かな風景を見せてくれます。懇親会が開催される「しいのき迎賓館」は、旧石川県庁舎で大正時代の近代建築の格調ある意匠をそのままに長く石川県政の歴史を刻んできました。風情のある懇親会にもご参加頂き、新しい研究が生まれる契機となれば幸甚です。学会開催日は秋の行楽シーズンである三連休です。これに合わせてイベントが開催され、国内外から大勢の観光客が訪れることが予想されます。出来る限り早めにご宿泊のご予約をお済ませ下さい。

 末筆ですが、本支部大会が皆様にとって実り多い交流の場となることを祈念するとともに、多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。新しい時代の幕開けに相応しい学会にしたいと思います。

第75回日本寄生虫学会西日本支部大会

大会長 吉田 栄人

金沢大学医薬保健研究域 薬学系