本文へスキップ

薬物治療の標的分子を解明し、病気の治癒やQOLの改善を目指します。

 English  

〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学薬学系 

研究概要Research

 私たちの研究室では、薬を使った病気の治療(薬物治療)を適切に行うための研究を行っています。病気や薬の効果・副作用などによって変化する体内の物質、すなわち薬物治療や健康のバロメータ(バイオマーカーと呼ばれます)になる物質をメタボロミクスという技術を使って探索しています(図の@~A)。見つけられた物質は、病気や薬の効果・副作用と何らかの関係があるはずですので、その物質や薬自身の体内動態を解析することで、病気や薬の効果・副作用とどのように関係するか、そのメカニズムを解明します(図のA)。メカニズムの解明には、主に、細胞や動物を使うので、ヒト(健常人や患者)との違いを埋めるために、薬やバイオマーカーの体内動態を記述する数理モデルを用いることがあります(図のA)。
 研究対象として、「がん」と「認知機能」の研究に精力的に取り組んでいます。がん治療のため、抗がん薬の体内動態を解明し、バイオマーカーを見つけ、副作用に関わるメカニズムを解明することで、医薬品を使った安全な治療に貢献する研究を進めています(図のA~B)。認知機能改善のため、食品由来成分をメタボロームで解析し、神経新生や神経成熟に働く物質を見出し、病気の予防や治療につなげる研究も進めています(図のA~B)。

       

 以下の5つの研究テーマが動いています。これらの研究を通して、病気の治療や医薬品開発、健康の維持や健康食品の開発につなげることを目指しています。

@ 抗がん薬等の最適な薬物治療を目指した研究

 詳細は、こちら。       

A 食品由来機能性分子による神経新生作用と記憶学習の向上

 詳細は、こちら
 エルゴチオネイン物語はこちら

B 薬物治療を評価するバイオマーカーの探索研究

 詳細は、こちら。 

C 培養細胞系と数理モデルによるヒト薬物動態・効果の予測

 詳細は、こちら

D 生理活性タンパク質の体内動態とアンメット疾患への応用

 詳細は、こちら



分子薬物治療学研究室ビルダークリニック

〒920-1192
石川県金沢市角間町
金沢大学薬学系
bunyaku@p.kanazawa-u.ac.jp


エルゴチオネイン 物語


金沢大学薬学類・ 創薬科学類へリンク


研究室員・卒業生 のページはこちら




 金沢大学薬学類・ 創薬科学類へリンク