薬物治療の標的分子を解明し、病気の治癒やQOLの改善を目指します。
Laboratory of Molecular Pharmacotherapeutics
分子薬物治療学研究室
分子薬物治療学研究室
〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学薬学系
論文業績の説明
Takeuchi K, Sugiura T, Umeda S, Matsubara K, Horikawa M, Nakamichi N, Silver
DL, Ishiwata N, Kato Y. Pharmacokinetics and hepatic uptake of eltrombopag,
a novel platelet-Increasing agent. Drug Metab Dispos 39(6): 1088-1096,
2011
難治性特発性血小板減少性紫斑病の治療薬であるeltrombopagの体内動態が複数のトランスポーターによる肝臓への取り込みによって説明できることを示しました。この情報は、eltrombopagを使った今後の薬物治療、特に他の薬物との併用の際に生じる可能性のある薬物間相互作用を理解する上で有益と考えられますので、私達は現在もさらに研究を進めています（日産化学工業との共同研究）。
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