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報道ダイジェスト:記事

「ハトムギに美肌成分」太田金大教授が抽出成功 都内で発表

ハトムギの種皮から美肌効果がある4成分を抽出することに,金大医薬保健研究域薬学系の太田富久教授(生薬学)が成功し,26日に都内で開かれたハトムギ臨床応用研究会で発表した。成分を実験用の皮膚細胞に混ぜると増殖が活性化したことから,顔のしわやしみなどの予防につながるとみられる。

ラットの実験用皮膚細胞にハトムギの種皮を煎じたエキスを混ぜたところ,増殖が活性化した。さらにエキスの中からポリフェノール系2種類とアミノ酸系2種類の計4種類の成分を抽出した。皮膚細胞に成分を加える実験では増殖速度が最大で6割増になった。

太田教授によると,この成分で皮膚細胞の増殖が活性化されれば,切り傷などの治癒が早まるほか,皮膚の張りを保って肌の老化を抑制する効果も期待できる。ハトムギ茶は種皮ごと煎じるため,美肌成分を飲用するのに適しているという。

ハトムギ臨床応用研究会では,同会理事長の鈴木信孝金大大学院特任教授や新井隆成金大附属病院特任准教授らがハトムギの抗がん作用に関する世界の最新研究も紹介した。

お問い合わせ先:
天然物化学研究室; tennen05@p.kanazawa-u.ac.jp

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