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報道ダイジェスト:記事

緑化促進実験 ゴビ砂漠で金大・染井教授 種類増で発展

【阿拉善(中国内モンゴル自治区)27日森圭吾本社記者】中国内モンゴル自治区のゴビ砂漠で植物の根の成長を促す研究を進める金大大学院自然科学研究科・薬学部の染井正徳教授(生命科学)は二十七日、従来よりも植物と成長促進剤の種類を増やした実験を始めた。昨年の実験では低木のスナナツメの根の太さ、長さともに二倍を超える一定の成果を見せており、さらに最適な薬剤の濃度や品種の組み合わせを見つけることで、現地の緑化に生かす考えだ。

植物・薬剤 組み合わせ探る

染井教授は昨年八月、同自治区阿拉善左旗で金沢市のNPO法人「世界の砂漠を緑で包む会」とスナナツメの根の成長を促進させる実験を行った。約七十日後に濃度一ppmの成長促進剤インドール化合物の一種を与えた根が、使わない場合に比べ長さ約二.四倍、太さ約二.七倍となることを確認した。

今回はスナナツメに加え低木のハナボウを使う。インドール化合物を四種用意し、それぞれ三つの濃度に分けて水だけの場合と併せ実験する。管理や記録は現地スタッフが行う。染井教授は「具体的に使えるパターンを見つけ、ゴビ砂漠の緑化に応用したい」と話している。

ホームステイ 家族と対面

ゴビ砂漠の緑化へ中国内モンゴル自治区を訪れている「世界の砂漠を緑で包む会」の二十三人は二十七日、阿拉善左旗第二小でホームステイ家族と対面した。除明軍副校長が歓迎の言葉を述べ、坂井昭保会長が「一緒に緑化に取り組みましょう」とあいさつした。一行は二十八日、児童と緑化活動に取り組む。

写真=成長促進剤に浸した植物の種をまく染井教授(左)=中国内モンゴル自治区阿拉善左旗

お問い合わせ先: 染井正徳;somei@mail.p.kanazawa-u.ac.jp

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