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報道ダイジェスト:記事

薬学部に6年制学科 金大 研究者育成に重点

来年度から薬剤師養成の大学課程が六年制に移行するのに伴い、金大や北陸大でも薬学部を改組することになった。北陸大は薬学部の全定員三百六人を薬剤師養成の六年制とする一方、金大は薬剤師養成を三十五人だけとし、残りの四十人は薬剤師を目指さない四年制の学科として研究者養成に重点を置いている。
 これまで四年制の薬学部を卒業すれば、薬剤師国家試験の受験資格が与えられたが、来年度からは、薬剤師になるには六年制の薬学部薬学科に進まなければならない。
 金大薬学部は入試の時点では定員七十五人を一括して採り、三年後期から六年制の薬学科(薬剤師養成)と四年制の創薬科学科(研究者養成)に学生を振り分ける。この選抜は学業成績、希望調査、個別面接で行う。薬学科の薬剤師の実務実習は学内一ヵ月、薬局二.五ヵ月の計六ヵ月とし、選択科目で三ヵ月の病院実習を行う。創薬科学科は大学院に進学して企業や大学での新薬開発などに携わる人材を育成する。石橋弘行学部長は「現在は卒業生のほとんどが薬剤師資格を取っているが、実際に使っているのは半数だけ。薬をつくる研究者を養成するのも薬学部の使命だ」と話している。

北陸大 専門薬剤師を養成

北陸大薬学部は専門性の高い薬剤師の養成に特化した学部を目指し、準備を進めてきた。今年、薬学キャンパスに千四百人の実習が同時に可能な日本最大規模の実験科学棟を建て、附属ほがらか薬局もも開設した。サプリメント、遺伝子治療、生活習慣病などの研究を発展させるため、代替医療薬学や生命情報科学、病態生理化学など五つの研究室を新に設置した。教育では学内、薬局、病院での六ヵ月の基本実習に加え、▽がん治療▽感染症▽生活習慣病▽漢方▽治験管理―の専門薬剤師を養成する実習を六ヵ月間行う。河島進学長は「医師と同じく、薬剤師も専門性を発揮する必要がある」と話している。

17日に薬学部体験入学 金大、北陸大

日本薬学会北陸支部は十七日、金沢、富山両地区で高校生と一般を対象にした「薬学部への一日体験入学」を開く。金沢地区は金大薬学部、北陸大薬学部のいずれかで、約六時間の実験を体験する。実験は複数あり、希望のコースを選択することができる。

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