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報道ダイジェスト:記事

金沢大薬学系で初 ベンチャー設立 太田教授中心 医薬品など開発、販売

金沢大大学院自然科学研究化・薬学系の太田富久教授(天然物化学)が中心となり、ベンチャー企業を設立した。植物などの天然由来成分を用いた健康食品、医薬品の研究開発と製造販売を目的にしている。同大薬学系初のベンチャーとして注目される。

米市場視野
がん予防剤も

社名はバイオセラピー開発研究センターで、資本金は1千万円。協和発酵工業グループの2社が大口出資者となっている。昨年末に設立登記を済ませ、同大角間キャンパス近くの金沢市田井町に社屋を確保した。太田教授は総括研究者の肩書きで参画、今年中には役員に就く予定。
 センターでは、太田教授が米国がん研究所から助成を受けて取り組むキノコの一種、アガリクスの発ガン予防効果の検証と平行する形で、米国市場をにらんだ、がん予防剤の開発プロジェクトに取り組む。さらに、これまでに解明、特許申請しているイチゴ由来の薬効持続成分や、落花生の皮に含まれるポリフェノールの抗アレルギー、造血作用を利用した医薬品や健康食品などの研究開発を進める。
 太田教授は、ベンチャー起業の設立趣旨について「特許やノウハウなど学術研究の成果を実用化につなげたい」と話している。センターでは金時草の血糖値を下げる作用や免疫増強作用など、いくつかの石川県産農産物の優れた機能に光を当て健康食品などに応用する研究も進める予定。(山森保)

お問い合わせ先: 太田富久;ohta@p.kanazawa-u.ac.jp

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