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報道ダイジェスト:記事

発芽玄米アラニン、豊富に含む 肝機能にも効果 金大大学院・太田教授

健康食品として注目されている発芽玄米に、肝臓の機能を高めるとされているアラニンが豊富に含まれることが、金大大学院の太田富久教授の研究で分かった。発芽過程で、血圧上昇を抑える効果があるギャバが増えることは知られていたが、アラニンの増加が確認されたのは初めて。今後、さらに科学的な評価を加え、生活習慣病の予防効果を裏付ける。
 試料には石川産のコシヒカリを使用。玄米を30度の水に漬けて放置し、6、24、30時間ごとにアラニン、ギャバの量を測定した。
 この結果、両成分とも時間とともに増加し、アラニンは約10倍、ギャバは3倍以上に増えた。また、市販の発芽玄米中のアミノ酸を試料の白米と比較すると、アミノ酸全体では 1.8倍なのに対し、アラニンは3.5倍、ギャバは5.1倍含まれており、アラニンとギャバが選択的に増えていることも分かった。
 研究は科学技術振興機構研究成果活用プラザ石川(石川県辰口町)可能性試験として行われた。

お問い合わせ先: 太田富久;ohta@p.kanazawa-u.ac.jp

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