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報道ダイジェスト:記事

「県民の善意 撲滅の道開く」 がん排除の免疫研究【自然免疫応答による癌細胞の排除機構】

第17回北国がん基金助成金受賞 白土明子講師,中西義信教授(金大大学院医学研究科・薬学部)
 抗がん剤などで死んだがん細胞は、体内に留まると弊害が生じるため、免疫機能の働きで、体内の異物を排除する食細胞に消化されてしまう。
 がん細胞が死ぬと目印として表面に「ホスファチジルセリン」という脂質が現れる。一方、食細胞であるマクロファージには,この目印を認識する「スカベンジャー受容体」がある。両者が結合することで、マクロファージががん細胞を消化することを突き止めた。
 人工的にがん細胞の表面に目印となる分子をつければ、抗がん剤などを用いなくても、マクロファージががん細胞を排除する可能性がある。マクロファージ側に問題があって自己免疫疾患が起きるようなケースも、この仕組みを操作すれば防げると考えられる。

お問い合わせ先:中西義信;nakanaka@kenroku.kanazawa-u.ac.jp

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