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白衣式

2012年3月21日、金沢大学医薬保健学域薬学類、第1回白衣式を挙行

質の高い薬剤師・薬学者の自覚を!
実務実習に臨む薬学類4年生へ初の白衣式

3月21日、医薬保健学域薬学類は「金沢大学医薬保健学域薬学類平成23年度第1回白衣式」を行いました。
薬学教育体制は、平成18年度から6年制と4年制が並立され、原則薬剤師免許を取得するための国家試験受験資格は6年制卒業者に与えられることになりました。この第1期生が、今年卒業します。この変革は、医療の高度化および複雑化に伴い、薬害等の反省を元に、薬剤師が薬の専門家そして防人として、従来の創薬研究だけではなく、患者によりそった業務を推進する必要性から生まれました。そのため、5年次には、5ヶ月間の病院および市中薬局での臨床現場での長期実務実習が課されるようになりました。
金沢大学においては、平成20年度に誕生した学士課程16学類のひとつである6年制薬学類の第一期生が、この4月に5年生となります。4年次までに36名全員が「共用試験」に合格し、5年次には医療機関において薬剤師としての知識・技術・態度などを学ぶ実務実習に臨みます。本式は、実習といえども患者さんと直に接する責任有る立場になることの自覚を促すために、今回初めて実施されました。
長い伝統を誇る金沢大学の名に恥じぬよう、研究マインドを持ち、グローバルに活躍する薬学人になるべく研鑽を積んでほしい、という中村信一学長の訓示のあと、中西義信薬学類長から一人一人に校章と氏名の入った白衣が授与され、新5年生となる36人は早速真新しい白衣の袖に腕を通しました。
そのあと、能村明文石川県薬剤師会会長から、直接に患者と接する薬局における心構えとして、日本の医療を支えていくという強い意志を持ち、一人一人の患者とのコミュニケーションを大切にして誠実に対応すること、根幹には、人間を愛する気持ちを忘れずに持つことが大事というアドバイスをいただきました。そして、宮本謙一金沢大学附属病院薬剤部長からは、病院における実務実習のあり方として、ベストの医療を提供するという気持ちを養う場であることを自覚し、薬の専門家として薬剤師が責任を持つチーム医療に取り組む附属病院で、患者の痛みを知り、先輩薬剤師から多くを学んでほしいと訓示を受けました。
続いて、2名の学生代表が、謙虚な姿勢と積極性を持って、知識と技術及び医療人に相応しい態度を身に着け、患者に最高の医療を提供できるように実務実習に励みたい、と誓いの言葉が述べられました。
最後に、中西薬学類長から、実務実習では何事にも真摯に取り組むこと、指導者に敬意を持って接すること、患者を尊重して助ける気持ちを持つこと、などの激励の言葉が伝えられました。
新5年生は、4月から、約5か月にわたる実務実習を金沢大学附属病院や市中薬局で受講する予定です。

学生の声

○今回初めて白衣式が行われるということで、参加するまでは白衣も購入しなければならず面倒だな、ぐらいにしか思っていなかったのですが、中西先生から一人ずつ白衣を受け取り皆で一斉に着ると、きりっと気が引き締まったよう に感じました。実習への士気を高めるという意味では、意義ある式典だったと思います。創薬科学類の同級生達が卒業式に出席するように、薬 学類の学生は一つの節目として白衣式に参加すると良いと思いました。白衣には金沢大学の校章が入っており、金沢大学の学生であるという自 覚を持って実習に参加できるのではないかと思います。

○まず今回の白衣式を開いていただいたことに感謝します。事前にインターネットで検索してみたのですが、あまり例を見ない式典で、正直どういう心持ちで望んだらいいのか困惑していました。しかし、実際はネーミングのユーモア さとは裏腹にかなりきっちりした式で驚かされました。この先の実務実習で学生の身分でありながら、薬剤師としての業務の一部を行うという 意味では、社会人としての立ち振舞いをしなくてはならず、白衣式は「ただ遊んでるだけの学生」からの卒業…みたいな意味があったと、個人 的に思っています。おそらく世界に一枚だけであろう白衣に今後の実習で経験した全てを染みこませようと思います。
今回は薬学だけでしたが、せっかく医薬保健学域というくくりにしているので、今後は 医学類・保健学類の臨床実習前にも行われてもいいのではないかと思いました。

○4年制創薬科学類とは異なり卒業式がない分、4年時の最後に正式な式典があった方が薬 学類の学生として基礎知識の学習から臨床的知識・技能の取得への切り替えが明確になって良かったと思いました。

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